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こんにちは のんびりーです。
初詣、七五三、お宮参り、受験祈願、
縁結び祈願、旅先などで神社に行く機会
は意外と多いですよね。
正しい参拝(お参り)の仕方・作法が
分からなくて、戸惑った経験をされた
方も多いのではないでしょうか。
本日は、神社に行った際の
正しい参拝の仕方や作法・その意味・
お賽銭の金額・参拝の時間帯について
説明したいと思います。
「なるほど、こういう意味だったから
こういう参拝の仕方だったのか!」と
簡単に覚えて頂けたら幸いです。
神社の正しい参拝(お参り)の仕方!
神社とは、元々神々をまつるために
建てられた場所です。
その神様(分野)をまつった
神社が存在しています。
例えば、縁結びや商売繁盛の神様
勉学や厄払いの神様など、神様にも
それぞれ得意の専門があるのを
ご存知でしたでしょうか。
神社の場所選定については、別の機会に
また詳しく説明しますが、
まずは「何を祈願したいのか」を決め、
神社を選定して参拝することが大切です。
次に、参拝の方法について話をして
いきたいと思います。
私が幼い頃は、近所の小さな神社の
境内で遊んでおり、身近に神社が
ありました。
でも、初詣で参拝の時は
恥ずかしながら、「なんとなくの作法」
で大人になるまで参拝をしてきました。
そんな私は、2年前に
「なんとなく・・の参拝方法は
やっぱり違っていた!」
ことに気づき、正しい方法で
参拝ができるようになりました。
たぶん日本人のほとんどが
「なんとなく、どこか不安げで
見様見真似(みようみまね)参拝」の
はずです。
でも、ここで説明するのは、
どの神社でも共通する正式な参拝方法
(作法)ですので、この機会に覚えて
参考にしていただければと思います。
最初に、鳥居をくぐる所から、
一連の流れをざっと書いていきます。
難しく考えずに、
ご覧いただければと思います。
この参拝の仕方や意味については、
日本では、誰もが知る超有名な神社の
地位の高い神職から教えて頂いたことを
お伝えしています。
私も参拝を、
難しく・固苦しく考えていましたが、
一連の意味を理解することで
とても気軽にに参拝することが出来る
ようになりました。
では、早速、
参拝の一連の流れをザッとまとめてみます。
注意書きが沢山入っていますが、
細かな意味を伝えたい一心で書き込んで
いますので、ご了承ください。
<神社の正しい参拝方法>
① 鳥居の手前(左側)に立ち
神様に対し、深く一礼をします。
鳥居をくぐり境内に入ります。
※鳥居がない神社はそのまま境内に!
② 本殿に向かうにあたり、
まずは手と口を清めます。(手水と言います)
なぜ、口と手を清めるかということですが、
口は、願い事を話すため
手は、手を合わせるため
に清めるという意味があるのです。
<手水のやり方>
〇柄杓を右手にもち、清水をたくさん
汲みます。
〇左手に水をかけて清めます。
〇柄杓を持ち替えます
〇右手を水をかけて清めます。
〇柄杓を右手に持ち替えます
〇左手の手のひらで柄杓の水を
受けて、水を吸って口をすすぎます。
※柄杓を口に当ててはいけません。
〇残り水で左手をすすぎます
〇最後に使用した柄杓を縦にして
柄杓の持ちてを洗い清め、
次の方が使い易いようにして戻します。
※この時には、柄杓を伏せて戻すのが
常識です。
上向きで柄杓を置くと、
柄杓の中に葉っぱやごみなどが
入って不衛生になります。
※口や手を拭くハンカチやタオル
は事前に準備しておいてください
ここまでが、身体を清める作法です。
次に本殿へ参拝に向かいます。
③ 本殿までの進行方向ですが、
全て左端を歩いて進みます。
真ん中は神様の通り道(神道)ですので、
絶対に通ることはしないでください。
※なお、伊勢神宮においては、
外宮は左側通行ですが、
内宮に入ると右側通行という
特殊な参拝のルールがあります。
それ以外の神社は、
基本的に、左側通行と覚えておいて
まちがいないでしょう。
また、お子さんが知らずに、
参拝道の中央を通って
しまうこともありますが、
その場合には、その場で正しく
わかりやすく伝えてあげるとよいでしょう。
道幅が狭い道で横並び通行する
ことはよい参拝方法ではありません。
様々な考えの方もいらっしゃると思いますが、
神様の通るとされる、神道(中央の道)は、
本殿の中心と直線の位置にあたるので、
空けなけでばならないのです。
いつでも神様が通れるようにという
清らかな気持ちがなければなりません。
④ 本殿(お賽銭箱前)に到着したら
神様のいらっしゃる神殿をしっかりと
向いて、姿勢を正します。
※初詣などで多くの方が参拝されていると、
待っている後ろの方に気を使い、
雑にお参りする方がいますが、
健康で幸せに過ごせるように祈願するために
わざわざ参拝に来たのですから、
焦らず、丁寧に落ち着いて神様に対して
参拝されてみてください。
⑤ お賽銭15円を右手で賽銭箱に入れます。
※あらかじめお賽銭を右ポケットに入れて
おくとスムーズです。
⑥ 鈴を右手に持ち、大きく振ります。
⑦ 二礼(深く)
二拍手
手を合わせて一礼
手を合わせ、
本殿にいる神様のほうを
しっかりと顔をあげて
見ながら次の2点を伝えます。
※目を閉じて祈るのは、お寺(仏様)
ですので間違えないようにしてください。
※手を打ったり・合わせる時は
少し前後にずらすのが正式な作法です。
ぴったりと両手を合わせると
「節が合わさり→ふしあわせ→不幸せ」
になってしまうので気を付けてください。
⑧手を合わせて、
正面の神様’(本殿内)をしっかりと
目を開けて見ながら
次の3つのことを言います。
住所(番地アパート名まで)
自分の氏名
神様、お願いします という言葉
基本的にはこの3つだけお伝えすれば
よいのです。
神様は、皆さんの心の中を全てご存じです。
どんなことを願い、叶えたいのか
は伝えずともわかるのです。
ですから、参拝者の中で、
「どこの誰が参拝に来たのか(住所・氏名)」
「神様どうかお願いします」
伝えるだけで良いのです。
本来は、神様に聞こえるように声を出して
伝えることが望ましいのですが、
混んでいる時や、恥ずかしい時は
心の中でつぶやくように伝えてもよいでしょう。
⑨ 合わせた手を戻して、姿勢を正し、
最後に深く頭を下げて
「ありがとうございました」と伝え、
右方向に進みます。
神の世界では、左はよくないとされて
おり「右に進むことを吉」としています。
左に進む(左を向く・戻る)ことは
運をさげることになるので
気をつけて下さい。
神社においては、基本的に右手で行い、
右に進む(それが運気があがるコツ)
ように一連の流れが出来ています。
⑩ 参拝後は、 右に少し進み、
右回りで後ろを振り向きます
⑪ 帰りも、左側を通行して戻ります。
⑫ 鳥居の入口まで戻り、
今度は、向かって右側に立ちます。
⑬本殿に向かって、深く一礼をして
挨拶をして参拝は終了です。
※鳥居の前から動線でつなげて書いて
みると全て右に進むようになっています。
参拝は、たったこれだけです。
簡単にまとめると・・
心身を清める
左側を通行し、右のほうに進む!
お賽銭は15円
お願い事の詳細は言わなくてよい
住所(都道府県名から番地・アパート名)
お願いしますという心を込めた一言
お礼の頭を下げる
というのが簡単で忘れてはならない作法です。
また、参拝の帰りには、
運だめしにおみくじを引いて
みてもよいと思います。
吉がつく以外のおみくじは、
もっているとよくないので、
木枝に結んで納めてきてもよいでしょう。
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お賽銭のお金は金額で願事が叶うの?
参拝の手順でお伝えしたのは15円ですが、
「やっぱりそれじゃ~少ないんじゃないの?」
というご意見があると思います。
ご縁があるように、5円や50円という金額で
お賽銭をされていた方も多いと思います。
「お賽銭はいくらにしようかな・・」
と境内に入って財布の中を見て、
「これでいいか~っ」と私も
お恥ずかしながらやって張本人です(笑)
過去には、お小遣いの1000円札を
入れたこともありました。
だからといってその年が良かったかと
言えばそうでもありませんでした。
まあ、お金で運を買おうとしている時点で
欲が出ちゃってだめですよね~(^^ゞ
実は、お賽銭額によって願い事が
叶うということは全くないことなのです。
神様は、何もいわなくとも
その方々の生活状態全てをご存じなので、
金額の大小で、願い事を叶えたりすることは
ありません。
「子供も大人も含めて、
皆に平等に神様の力を送られています。」
お賽銭が15円だと言うことをいってしまうと、
神社の方々から、お賽銭額が少なくなり
「おいおい!」と叱られてしまいますが、
どんな神社でもお賽銭は、「15円」と
いうのが正しい数字なのです。
「十分なご縁がありますように」という
素直な気持ちを添えて、神様にお願いする
という気持ちのお賽銭なのです。
縁(円)には、運命で定められているご縁と
自らが引き寄せる縁があり、
後者のご縁は自分の行動によって
大きく影響します。
仕事での良いご縁・家族同士のご縁・
友達とのご縁・異性とのご縁など、
私たちは多くの「縁(えん)=円」
とつながり生きています。
そのご縁を十分なものにするための
お賽銭が15円なのです。
神社の御利益は、金額の大小では
ないことを忘れないで頂ければと思います。
毎月、神棚に榊(さかき)をあげる
(交換する)のは
1日と15日と決まっています。
毎月1・15日は神の日なのです。
「1・15は神の力が働くとても強い数字」
なのです。
15円にはきちんとした理由があるのです。
参拝時間帯はいつがいいの?
参拝の時間は、遅くとも午後4時前には
必ず入るということが望ましいです。
(初詣の場合、1月3日までなら、
参拝時間には制限がないそうです)
それから、神の世界では、
11時と13時は、物事を始めるのは、
悪い方に進みやすいのでよくないと
言われています。
(なぜなら、告別式はこの時間に始まります)
出来るだけ、11時・13時ジャストには
神社に入らないように留意して下さい。
1分でもずれれば、大丈夫です。
まとめ
本日は、正しい神社での参拝の手順と方法
についてまとめてみました。
神社によっては、古くからの伝統などで
作法が異なるところもありますが、
高い神職に就いている方は、
おそらくこの参拝の手順が正しいと
おっしゃると思います。
私が初詣で神社を参拝して時には、
正しい参拝方法が、出来ていた方は
1組のカップルだけでした。
そのカップルは、20代前半のカップル
でしたが、どうみても、
そんな参拝の作法を
知っていると思えない二人でした。
若いのに、きちんと作法を守っているの
「神様の力を受けやすい」のだろうな・・
と思い、感心しました。
でも、神社の参拝方法がこれまで間違って
いた方も恥じることはありません。
覚えられなかったのは、
その意味を知らなかったり、周囲にそれを
正しく分かって説明できる人がいなかった
だけですよね。
でも、神社内での作法には、全て意味が
あること理解し、
それを実践していけばよいだけなの
です。
難しく考えることはありません。
この記事が、皆様の参拝のお役に立てば
とても嬉しいです。
最後までご覧いただきまして
ありがとうございました。
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